103系武蔵野線(マイクロエース製品)

2005年2月発売

武蔵野線103系
武蔵野線103系

概説

武蔵野線の103系は1989年の京葉線新木場開通を期に京葉線に乗り入れるようになり、京葉線で使用開始となるATS-Pを取り付けることになった。当初はATS-P機器は大型のため床下に納まりきらず助士席上の運行窓を埋めて機器設置スペースに当てることになったため、京葉線と武蔵野線のクモハ103は独特の前面となった。現在では山手線へのE231系投入により捻出される205系により置き換えが急速に進んでいる。なお、2004年3月に武蔵野線開業以来の(東京西局→)八王子支社豊田電車区から千葉支社京葉車両センターに配置換えが行われている。

武蔵野線103系
武蔵野線103系(外房線蘇我−鎌取)…廃車回送

印象

かつて常磐線の103系を製品化したことがあるためその塗り替えとなるが、クモハ103は正面を変更(常磐線でATS-Pを設置する頃は機器が若干小型化されたため、運行幕を埋めていない)。また常磐線のときはAU712による冷房車もAU75による改造車も同じ床下機器を使用していたが、今回は160kVAのMGを設置したものに変更となっている。

クモハ103 クモハ103
実車が金属押さえなのでそれを表現。
末期は前面強化されていたはずだがそ
れは再現されない。
クモハ103 クモハ103を横から
ドア窓は金属押さえだったが、Hゴムの
表現を省略しただけなので少し大きい。
モハ102 モハ102
こちらは一般的な車両更新車
側窓が大きいのはいつも通りか
AU712冷房車だが、初期改造のため電
源は160kVAのMG。反対側のグリルがな
ぜか足りない…
モハ103 モハ103
こちらはAU75による冷房改造車
モハ102 モハ102
160kVAのMGが再現されている。
相変わらずレール面をすりそうな動力
ユニット
クハ103 クハ103
こちらの正面は金属押さえではなかっ
たので、黒Hゴムの更新車仕様。

103系はどこのメーカにも少しずつ不満があるのは現在のE231系に通じるものがありますね…


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