2004年11月発売
719系0番台
仙台地区に民営化後投入された近郊型車両。2両単位での増結ができるが、見た感じではおもに4両で、ときおり6両を見ることができる。朝には8両編成も見かけるが、これが最長のようである。一見211系をベースにしているようだが、ドア間の窓が3枚であったり、JRでは珍しい集団見合い形のクロスシート配列になったりしている。東北本線や仙山線で使用され、特に全線単線の仙山線ではデッキのある急行型は使用せず719系や701系が主に使用されているようである。
船岡の桜をバックに走る719系(8両)
クモハ、クハそれぞれの写真を以下に示すが、基本的な印象把握はある程度できているのだが一部おかしなところが残っている。例としては一段へこんでいる乗務員扉(扉の窓のサイズも少し小さい)、前面の緑帯も細い感じがする。また、光沢のある箇所とない箇所を塗装で変えているのだが、どうもつやありの部分の銀塗装が妙な印象が残ってしまっているのが残念である。
クモハ719 | |
クハ718 |
今回は4両セットであり、また実車も4両以上での運転がほとんど(0番台の2両編成の列車なんてあるのかな?)アーノルトカプラーが着いている車両はそのまま中間封じ込めとしているが、連結面が広いことや気持ちフロントが持ち上がるいつもの傾向がみえるようである。また、この部分のライトは消灯させたいところであるが、動力車は一度動力ユニットを分離しカプラーをはずさないと消灯スイッチにたどり着けない構造は何とかして欲しいものである。
連結面が広いよぅ。それに運転台に向けて持ち上がっている感じもする。