205系通勤型(KATO製品)

2004年9月発売

205系5000番台
205系5000番台

概説

山手線にE231系500番台を投入し、押し出された205系は首都圏各線の103系を淘汰するために転出することになった。このうち武蔵野線では急勾配対策でモハの割合が高いのだが、これでは経済的ではないためVVVFに改造することで4M4Tに変更することが可能となった。このためにモハだけ5000番台となっている。

印象

基本的には従来からの山手線仕様の帯色変更であるが、モハ205の床下はさすがにVVVFに交換されている。今回プロトタイプとなった編成は実際にはモハ204-5006は補助電源装置にSIVを使用しているのだが、その部分はあっさりと流用されているため、2MGの編成になってしまっている。

モハ205
VVVF改造
モハ204
SIV改造
(そのまま)

かつてKATOでは従来制御の編成を「特別企画品」と称して発売していた(まだ売れ残っている)が、これと比較してみるとオレンジの感じも少々異なるが、帯の幅が異なるのでAssyを使って従来制御編成もうわさされているVVVF改造(1本)の適用というのは厳しいのかもしれない。(色味違いはむしろ実感的になるかもしれないが)

前回品との連結
前回のと連結してみたところ。オレンジの幅と色味が変わっている。


戻る