キハ58 1500急行型(TOMIX製品)

2004年9月発売

キハ58 1500
キハ58 1500

概説

国鉄時代に製造されたキハ58のうち、最終時期に製造された車両は急行型電車と同様にパノラミックウィンドウの前面となった。また、冷房化を前提として冷房準備工事がなされた状態で製造されたものの、東北地区の勾配線区ではキハ58を背中合わせで使用するケースも多くさらに東北地区にはキハ65が投入されなかったため、結局冷房化されることなく終わってしまった車両も多い。現在盛岡周辺に主に残り、国鉄色復元車両が走っている。

印象

今まで製品化されていた車両のバリエーションの追加となるので、基本的には従来品の変更となりさらに実車同様に盛岡色が先に出て後を追うように国鉄色が製品化された(もちろん製品は国鉄時代の仕様)ので基本的には書くこともないが、前面のジャンパ栓受けの位置が違うのは盛岡色と同様に再現されている。8月の模型ショウでは、このジャンパ栓受けの位置が違うものになっていた(冷房改造車や、暖地向け1100番台の冷房準備車、1500番台も最後の2〜3両だけこれで正しい)ので、かなりあせったが最終的には直されていたので一安心といったところ。
そのときに聞いた話で実際にはその盛岡色も妻面が間違っていたのだそうで、国鉄色の製品化に当たってはこの部分も修正したとのこと。

正面 正面から。
非冷房車らしくジャンパ栓受けが貫通扉脇に2つ並び、
タイフォン上のジャンパ栓受けもない。
妻面 妻面から。
右は比較のための盛岡色。
配電盤の下の部分が修正箇所らしい。

1500番台も製品化されたので、キハ58シリーズも大体一通り出た感じだろうか。あとはカラーバリエーションですかね。


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